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【安田昌夫解説】集客率の高さや充実したサポートが魅力的な楽天市場の実態に迫る!

インターネットショッピング

楽天市場は、数あるECサイトの中でも利用者数が多くなっているサイトです。

楽天スーパーセールを行うなど、購入する側にとっても魅力的なサービスを提供しているからこそ、支持されているのだと考えられます。

今回は、そんな楽天市場が目指しているビジョンや出店するメリット、他のECサイトとの違いについて解説していきます。

楽天市場の人気が高まっている理由について知りたい人は、ぜひ目を通してみてください。

 

楽天市場のビジョン

まずは、楽天市場が掲げているビジョンからみていくことにしましょう。

店舗独自の魅力を引き出せるパートナーになる

楽天市場には、いろいろなテイストの店舗が出店しています。

それぞれに違う魅力があるため、その魅力を引き出すことが重要だと考えているのです。

販売することに関してはプロであったとしても、ネットを介した販売には精通していないというケースも少なくありません。

そのようなケースであっても、楽天市場ではサポートできるような体制を整えています。

 

出会いの場所を提供する

楽天市場は、出会いの場所を提供するというビジョンも掲げています。

ネット販売を行うことで、店舗販売では出会うことができなかったような顧客とのつながりが生まれます。

それによって、他の店舗と切磋琢磨するきっかけになったり、イベントなどに参加する機会が増えたりする可能性が高まるのです。

そのような場を提供し、それぞれが成長できる空間でもあると言えるでしょう。

 

楽天市場に出店するメリット

楽天市場には多くの店舗が出店しています。

出店者が多いということは、それだけメリットがあると考えられます。

そこで続いては、楽天市場に出店するメリットについてみていくことにしましょう。

 

集客力が高い

楽天市場は、他と比べてみると圧倒的な集客力を誇っているECサイトです。

楽天会員のID数はなんと1億1,980万以上もあるため、それだけ潜在顧客がいると言っても過言ではありません。

2020年の年間国内EC流通総額は、4兆5,000億円にものぼるのです。

この数字は、楽天グループ株式会社の2020年度通期及び第4四半期決算説明会資料に記載されています。

 

シェア率も高い

楽天市場のシェア率は、インターネット通販市場全体のおよそ25%を占めています。

食品や直産品は38.9%、アパレルは37.1%、生活雑貨は33.2%と全体的に高いシェア率を掘っていることが分かるでしょう。

その他のカテゴリーにおいても、楽天市場のシェア率は高めとなっています。

 

サポートが充実している

楽天市場は、出店者に対するサポートが充実しています。

ネットショップならではのノウハウを知っておかなければ、ネット販売を成功させることが難しくなってしまうのです。

そのため、楽天市場では心強いパートナーになってくれるECコンサルタントからのサポートが受けられるような体制を整えています。

また、無料のeラーニング講座も開講していて、「月商100万円突破のコツ」や「iPhoneで撮る商品写真講座」、「販売件数が3倍にアップ!商品ページ改善事例」といった動画を見られるような仕組みも構築しています。

動画ならスキマ時間を活用して学べるため、いつでもどこでも好きなタイミングで知識を身に付けられるでしょう。

 

販促ツールが豊富に用意されている

成功へと導くための販促ツールも充実しています。

無料の楽天GOLDに申し込みをすれば、HTMLなどを好きなように使えるフリースペースが利用できます。

店舗のページをオリジナルにできるため、販売している商品の魅力をより伝えやすくなるでしょう。

オリジナルのページを構築することで、ブランディングにもつながります。

その他にも、購入してくれた人がファンになるような販促ツールもあります。

たとえば、メルマガの配信やリピーターに対するクーポンの付与、商品の定期購入といったものです。

 

イベントが定期的に開催されている

販促につながるイベントを楽天市場では定期的に開催しています。

その代表ともいえるのが、楽天スーパーセールです。

楽天スーパーセールは、各種メディアの広告で目にしたことがある人もいれば、実際に利用したことがあるという人もいるでしょう。

自社のサイトでもイベントは行えるでしょうが、これほど規模が大きいイベントは簡単にできるものではありません。

そのため、楽天市場に出店し、このような販促イベントを活用するのは売上げアップに最適だと言えます。

楽天スーパーセールはだいたい3ヶ月に1回、お買い物マラソンは毎月1回~2回開催されています。

 

他のECサイトとは何が違う?

ECサイトはそれぞれに特徴があります。

楽天市場と他のECサイトの違いについて解説していくことにしましょう。

 

出店の形式が違う

楽天市場の場合は、商店街にお店を出すようなイメージになっています。

それに対して他のECサイトは、スーパーマーケットに商品を卸すというイメージになるのです。

そのため、楽天市場の方が他よりもリピーターやファンを増やしやすいと言えるでしょう。

店舗ごとに対応が異なるため、顧客側も自分に合った出店者を選んで買い物ができます。

 

複数プランから選んで出店ができる

楽天市場では、固定費を抑えて出店できる「がんばれ!プラン」、ランニングコストに優れている一番人気の「スタンダードプラン」、登録できる商品数や画像要領が無制限となっている「メガショッププラン」の3つからプランを選んで出店できるようになっています。

プランを選ぶ際には、毎月どのくらいの売り上げを目指したいのか、画像はどの程度保存したいのかなどを考慮して考えることがポイントになります。

もし迷った場合は、ECコンサルタントに相談してみてください。

 

出店費用をシミュレーションしてみよう

楽天市場に出店した場合、どのくらいの費用がかかるのか気になるという人もいるはずです。

最後に、出店費用のシミュレーションをしてみることにしましょう。

①条件

月商目標…50万円

予想客単価…3,000円まで

商品のジャンル…ファッション

 

②ランニングコスト

がんばれ!プラン

がんばれ!プランの場合は、パソコンやモバイルなどのシステム利用料、楽天ポイントの原資、安全性や利便性向上のシステム利用料、アフィリエイト利用料、楽天ペイ利用料といったコストを考えて計算してみると、6万4,450円がランニングコストになります。

出店にかかる固定費は1万9,500円となっていて、年間一括払いとなっています。

 

スタンダードプラン

スタンダードプランの場合は、各種利用料金を足したコストが5万2,050円となります。

出店にかかる固定費は5万円となっていて、半年ごとに2回支払うという分割払いになっています。

 

メガショッププラン

メガショッププランの場合は、各種利用料金を足したコストがスタンダードプランと同じく5万2,050円となります。

出店にかかる固定費は10万円となっていて、半年ごとに2回支払うという分割払いになっています。

 

まとめ

ECサイトの数はとてもたくさんあり、大手が運営しているものだけではなく、個人が運営しているサイトもあります。

個人が運営しているサイトにも魅力はありますが、楽天市場のような大手サイトの方が出店者にとってはメリットが大きいと考えられるでしょう。

サポート体制も充実しているため、ECサイトへの出店を検討しているなら楽天市場も視野に入れてみてはいかがでしょうか?

ECコンサルタントも在籍しているため、何かあった時に相談することもできます。

ネットショップへの出店に関する不安がある場合でも相談に乗ってもらえるので、安心してスタートできるはずです。

コラム筆者

ECコンサルタント・アドバイザー
安田昌夫

  • 東京都出身1984生まれ
  • ECサイト運営歴10年で広告費をかけずに45万PVを達成
  • 適切な集客・広告運用のサポート・無駄な広告費をカットするためのアドバイスを得意とする
  • 月商1200万円突破

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