今回は巷で話題の世界最大モバイルショッピングアプリWishについて触れていきます。
「Wishとはいったい何が魅力のショッピングアプリなのか?」そして「どんな政略をもって進出してきたのか?」などといった、気になる情報が満載な記事となっています。
ぜひ最後までご覧になってEC業界を揺るがす存在であろうWishをよく知っていってみてください。
Wishとは?
まずはWishについて詳しくご紹介していきましょう。
Wishはオンラインショッピングサイト・アプリで、アメリカのサンフランシスコに本部を置くECモールです。
Wishが創立となったは2011年で、最近話題になったばかりとはいえども、約9年ほど続いているショッピングサイトでこれまでの激しい競争を繰り広げてきたECモールとも言えるでしょう。
日本では人気がここ最近で急上昇となったものの、海外においては以前からも非常に人気を集めていたサイトです。
そんなWishの創業者はコンピュータサイエンスを専攻してきたGoogleやYahooのエンジニア、Peter Szulczewski氏とDanny Zhang氏によって作られています。
製作者の2人曰く、Wishは単にショッピングサイトとして始めたのではなく、最初は管理アプリだったそうです。
管理アプリから始まったWish
元々管理アプリとして始まったWishは当時「ウィッシュリスト」としてほしいものや、やりたいことをリスト化するアプリでした。
ウィッシュリストを運営していくにあたって、アプリで集めたデータからユーザーが何が欲しいと思っているのか分析が可能となり、このニーズに合った商品を的確におすすめできれば面白いのではないかという発案からショッピングサイトとしてのWishの誕生のきっかけとなったのです。
ニーズを元にサプライヤーを求めて、マーケットプレイスを開始。
実際にWishを見てみると、ユーザーの的を得たような気になる商品ばかりが目に入ってきます。
こうしたことができるのもウィッシュリストとしてニーズを分析できた経験が生きているのです。
ワールドワイド版Amazonマーケットプレイスと言われているほど、普通のネットショッピングでは手に入りそうにないものが商品となっていますが、驚くのはこれだけではありません。
Wishは低価格であることも人気を集める要因であったのです。
圧倒的な安さに驚く人多数!安く購入できる理由って?
Wishでは単にユーザーから人気の高い商品を販売しているだけではなく驚きの安さも一つの売りとなっています。
その価格はほとんどの商品が、いつでも80%や90%OFFといった衝撃価格となっており、特に安いものに関しては98%OFF、さらには送料を払うだけといったような、通常のショッピングサイトではありえないような価格を実現しています。
このありえない価格設定に正直「怪しい」「信頼できない」といった言葉を漏らしてしまうのも無理もありません。
しかし、Wishでは本当にこうした衝撃の安さで商品を購入でき、ユーザーからきちんと満足度を得ているのです。
それにしても「なぜこんな価格で提供できるのか?」と考えてしまうことでしょう。
Wishが低価格を実現できるのは、まず中間業者を通していないのが理由に挙げられます。
また、Wishで出品されているのは多くが中国のメーカーとなっています。
生産性が高く非常に安く購入できる中国商品をメーカーが直接販売できるとなったら、他サイトよりも安く買えることに納得がいくことでしょう。
さらにWishの特徴となるのが、ブランドが重視されない商品に目を付けているということが挙げられます。
各ブランドに似せた商品が多く販売されています。
LEGO風の子ども向けブロック、リカちゃん風ドール人形など、必要最低限の機能を持ちつつも格安にできる理由があったのです。
またアクセサリーに関してはノーブランドを多く取り扱い、どうしても高値となってしまうブランド品を取り扱わないことも安く販売できる理由です。
配送に時間がかかるって本当?その裏に隠されたメリットについて
品ぞろえが豊富で格安となったら多くの人がWishに注目を集めることでしょう。
しかしながらそういったメリットとは裏腹にWishにはデメリットがあるとされています。
それは、配送スピードの遅さです。
Wishでは他のショッピングサイトと比較すると配送スピードが遅い特徴を持っています。
届くまで3週間以上かかることもあり、場合によっては1ヶ月半近くかかった人もいるとのことです。
しかし、こうした配送スピードの遅さの裏にはある秘密があり、配送に時間がかかるが故に値段を下げているのです。
日本でも人気度の高いAmazonではすぐに届くことを売りにしています。
価格はネットショッピングサイトの中でもかなり安い方ではありますが、Wishよりも安い商品はあまりないのが現状です。
デメリットでありながらもメリットを生むWishですが、なぜ、このような配送スピードでも商品が売れるのか?といった疑問を抱く人も多いことでしょう。
その理由にはWishのターゲットとなる人がスピードを求めていない傾向にあるからです。
特定のニーズに応えるWish
様々な商品を販売するWishであっても顧客として狙っているターゲット層はある程度決まっています。
Wishのメインターゲット層は中間所得層です。
中間所得層は先進国や発展途上国を中心に、世界に14億人も存在するといわれています。
中間所得層を年収で表すとだいたい200~300万円の年収を得ている人達です。
国によってその額は異なりますが、こうした中間所得層はブランド品でもない類似品が安く購入できるのであれば、それでいいと考える方が多い傾向にあります。
また時間がかかってもいいから、安く買えるのを重視したいという思いも強く、そのニーズに応えるとしてWishは戦略を練ってきました。
Wishが多くの人に利用されているアメリカでは、たとえ人気トップを誇るAmazonであっても都市部では早い配送が可能ですが地方に行けばAmazonであっても配送に数日かかってしまうのです。
そのため、そうした場所に住む人にとっては配送スピード速さはたいして大きな問題点にはなりません。
むしろ安い価格でお得にショッピングできたり多くの物を買えたりすることに喜びを感じるのです。
このような明確なターゲット層があり、ユーザーが欲しいものを絞りながら安い価格で提供することで人気をあっという間に上らせてきました。
それでは、Wishはどのようにショッピングを楽しめるのか、次の項目で詳しくご紹介していきます。
Wishの利用方法について
Wishを利用するためにはまず、アカウントを作成する必要があります。
氏名とメールアドレス登録、パスワード設定といったように必須項目を入力後、誕生日と性別、そして興味のあるカテゴリーを選んでいきます。
上記の設定を行うだけでショッピングを始められようになっています。
商品検索は日本語入力でもOKです。
また、ジャンル別にタブが並んでいるのでジャンルを選択して気になる商品を見つけることもできます。
取り扱う商品に関しては非常に面白い商品ばかりなので見ていて飽きないことでしょう。
気になる商品をタップし、左へフリップすると類似商品もおすすめしてくれるのも嬉しい点です。
購入する場合は下の購入ボタンを押すことでカートに入り、カートに入った商品を実際に購入する時はレジに進むボタンをタップします。
発送先は日本語での入力も可能で、支払い方法はクレジットカードとPayPal、Apple Payを選択できるので、支払い方法の選択肢が複数あることも魅力の一つとなっています。
まとめ
Wishではこれまでになし得なかった格安提供ができるよう様々な工夫を凝らしています。
商品が届くまでに時間はかかるものの、きちんと商品は届きます。
商品が届かないことでイライラし低評価を下す方もいますが、Wishにおいての実際の評価は好評価と低評価の二極化となっていますが、多くの方が満足だと思っているのです。
配送スピードの遅さはメリットを生む一つの要因である、といった広い心を持つことで、より一層Wishでの買い物を楽しめるはずでしょう。
今増えている中間所得層のニーズに応えていることから、今後もよりたくさんの人に利用されると予想されています。
ぜひこの機会にWishを利用してみてはいかがでしょうか?


















